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2005/06/30

ITSの話・2

ひとつ前のエントリーでITS関連のことを書きましたが、今日次のような記事を見つけましたので、ご紹介します。

ITmediaビジネスモバイルより
神尾寿の時事日想:子どもの交通事故を減らせ──携帯+自動車産業の可能性


今は携帯電話を持っている子供がかなりいます。犯罪対策向けに携帯電話を利用するケースも増えてますので導入しやすい手法でしょう。

これらが本格的に導入されれば、事故は確実に減ると思いますし、現段階では人の心に訴えるより手っ取り早いとも思えます。

この前の記事では「それなりの価値はある」なんて書きましたが、どちらの方法にしても、早い時期での実現が望まれます。


ちょっと離れますが、記事中に
周知の通り、交通事故死亡者は減少傾向にある。しかし、これは衝突安全ボディの進歩や、クルマの電子安全装備の進化・普及がもたらしたものであり、事故自体は増加傾向だ。事故死亡者減少は、いずれ壁にぶちあたる。
と書いてあります。

まさにそのとおりなんです。警察庁の発表でいろいろ数字が出てくるのですが、その裏にある事情を読み取らなくてはなりません。

死亡者数が減ったからといって喜んでいられません。その代わりに、死亡に至らずとも重度の後遺障害を負ってしまうことがあるのです。そこには死に等しいかそれ以上の壮絶さがあります。


それらを未然に防ぐためにはあらゆる努力が必要ですね。

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